ABOUT

狩猟とサウナとは

地方創生活動の推進

地方の文化・特産品とサウナを掛け合わせ、そのキーワードとともに過疎地の交流人口を増加させたい

「狩猟とサウナ」このイベントの生まれは山梨県丹波山村

2018年12月に企画が誕生し2019年5月に丹波山村にて初めて開催し、この年に合計8回以上開催されました。これまでに延べ2000人以上が参加し、東京から2時間弱の山間の村に賑わいが生まれました。なぜ丹波山村でこの企画が生まれ育ち、その後さまざまな場所で開催されるようになったのかご説明します。

山梨県丹波山村

山梨県丹波山村

丹波山村は、山梨県の北東部に位置し、雲取山、飛龍山、大菩薩嶺など2,000mを超える険しい山々に囲まれた、関東でももっとも人口が少ない村です。村の面積の大部分が秩父多摩海国立公園に指定され、広大な森林と多摩川源流の清らかな水、澄んだ空気に恵まれた静かで自然豊かな環境に、約550人が暮らしています。春は山菜狩り、夏はキャンプや川遊び。秋はきのこ狩りに、冬は自然の恵みをジビエ料理でいただくことが出来る村です。

「狩猟とサウナ」は地方と都会をつなぐ地域活性イベントです。



なぜ「狩猟」なの?

  • 1)昔から狩猟文化がある
    日常的に狩猟が行われている
  • 2)狩猟人口が高い
    (全国:約0.16% / 丹波山村:約6.3%)約40倍の狩猟人口
  • 3)ジビエを流通できる施設がある
    野生鳥獣の解体、食肉加工をできる施設が村内にあります
丹波山村ジビエ肉処理加工施設



野生動物と人の共存について考える

シカやイノシシなどの鳥獣による農作物に係る被害額は毎年200億円前後と高止まりしています。林業被害、人的被害、生活環境の悪化を招いており、有識者からは実際の農作物の被害は公表されている以上であり金額的には計り知れないといわれています。また捕獲された鳥獣の、そのほとんどは埋設や焼却処分されおり年々減り続ける狩猟者の確保、殺処分されるシカやイノシシの有効活用が日本各地の中山間地での大きな課題となっています。

「狩猟とサウナ」イベントを通したジビエの普及と流通確保に向けた取り組み
「狩猟とサウナ」ではシカやイノシシの解体やジビエ料理を見てもらい味わってもらい食と命について考えてもらうとともに、その普及を啓蒙しています。このイベントを通じて、食育有害鳥獣を活用した流通の確保は必要不可欠と考えて手続きや、解体処理場の運営、衛生管理基準の確立等のアドバイスを行い、首都圏を中心とした流通の開発や確保をし全国のジビエ処理施設と飲食店や消費者とを結ぶ活動をしてまいります。



ジビエになる野生動物とは?

現在日本で主に食されている狩猟鳥獣は野鳥28種類、野獣20種類。主に食べられているものは「シカ」「イノシシ」趣向性の高いものとして「クマ」「アナグマ」や野鳥の一部です。もともとジビエとはフランス語ですが、これらの狩猟鳥獣は古くから日本では食べられていました。現在ではジビエは飲食店のみならず加工品やペットフードとしても流通しています。

丹波山村でのジビエの取組
丹波山村では村内にジビエ肉処理加工施設があるため様々な商品が開発され販売されています。村内の道の駅のみならず、インターネットの通販などを利用し売上を伸ばしています。
タバジビエ オンラインショッピング>

鹿カレーと鹿コロッケ



なぜ「テントサウナ」なの?

  • ◎テントサウナは気持ちがいい
  • テントサウナは温度が約60度前後。ゆるやかな暑さと丹波山村の大自然が見事にマッチして最高に気持ちがいい
  • ◎機動性があり設置リスクが低いから
  • テントサウナは、屋外どこでも使用でき、設置撤去も容易に行えるツールだから
  • ◎人と人とのふれあいの場が作りやすい
  • 日本の銭湯同様、人と人とが触れ合うためのコミュニティ形成ツールとして期待できます
狩猟とサウナ
テントサウナ



日本の森林資源について

日本の森林資源は戦後のエネルギー革命によって薪や炭から石油に代わりました。材木も安い海外のものに押され低迷が続き、林業は衰退し日本の森林は「放置森林(植林された人工林が放置された状態)」となって「温暖化問題」「土砂災害の増加」ひいては「有害鳥獣」の課題にもつながっています。一方で、バイオマスエネルギーや薪の活用にチャレンジしている自治体や民間企業も多くでてきました。CO2の排出について「カーボンニュートラル」である薪の活用に注目が集まっています。

テントサウナの説明
「狩猟とサウナ」では「テントサウナ」での熱源に「薪」を利用しています。「薪」をくべたり「薪割り」をしたりしながら身近なエネルギーである日本の森林について少し考えてもらう活動をしています。また「薪」は保存ができるエネルギーとして災害時には「暖を取る」「煮炊きをする」といった活用ができます。いっぽう「テントサウナ」はミストサウナのような蒸気を使った「入浴効果」があり災害時の温浴施設としての活用を期待しています。「狩猟とサウナ」では、この活動を通じて各自治体や企業に向けて活用のPRをしています。

テントサウナの熱源である「薪」
狩猟とサウナ
サウナストーブ
テントサウナ



テントサウナの仕組みと用語

テントサウナは難燃性のテントの中でサウナ用の薪ストーブを燃焼させます。薪ストーブの上には熱せられた「香花石(サウナストーン)」が山積みされ、そこに水またはアロマ水をかけて水蒸気を発生させ楽しみます(ロウリュ)。テント内はミストサウナのように発生した水蒸気で満たされ、温度が上昇していきますが、約60度前後で室内サウナに比べるとゆるやかな温度です。そのため長く楽しむことができ20分〜30分室内で会話などを楽しみながら汗をかき、外気浴や川やプールなどでクールダウンし楽しみます。

「狩猟とサウナ」の都内イベント
都内イベントにおいても屋上での開催なども実施しており、「ルーフトップ」という、あらたな「テントサウナ」の魅力を発見しています。

深川ワインガーデンで「狩猟とサウナ」を開催しました>

狩猟とサウナ
屋上のサウナブースにはフィンランドsavotta社製 Hiisiを2張設置



2019年「狩猟とサウナ」開催実績

5月25日(土)26日(日)の二日間
山梨県丹波山村奥秋テント村で第一回になる「狩猟とサウナ」のイベントを開催
参加者実績:105人
詳細はこちら>

6月22日(土)23日(日)の二日間
山梨県丹波山村奥秋テント村で第二回になる「狩猟とサウナ」のイベントを開催
参加者実績:130人
詳細はこちら>

9月15日(日)16日(月)の二日間
山梨県丹波山村奥秋テント村で第三回になる「狩猟とサウナ」のイベントを開催
参加者実績:236人
詳細はこちら>

10月13日(日)14日(月)の二日間
山梨県丹波山村にて第四回「狩猟とサウナ」を開催予定していたが
台風のため中止
詳細はこちら>

11月30日(土)
道の駅たばやまで第五回「狩猟とサウナ」のイベントを開催
参加者実績:216人
詳細はこちら>

12月14日(土)
門前仲町 赤札堂屋上「深川ワインガーデン」で「狩猟とサウナ」を開催
参加者実績:181人
詳細はこちら>

鹿の解体で湧くイベント会場



狩猟とサウナの目指すところ

STEP1
地方創生活動におけるテントサウナ利用の効果検証
※小規模自治体での地域活性検証

STEP2
過疎高齢化課題をもつ小規模自治体へのシステム導入提案
※自治体向け地域活性システムの提案

STEP3
テントサウナ導入自治体ごとでのイベント開催と並びに自治体間の災害時連携の仕組みの構築
※小規模自治体同士の地域広域連携の構築




「〇〇とサウナ」構想

地産地消 と 地産温浴(テントサウナ)を繋げるをコンセプトに各地で展開していく「〇〇とサウナ」構想を発足

テストイベント「牧場とサウナ」を山梨県北杜市で開催しました。当日の詳細記事はこちら>

第一回目になるオンライン企画会議の詳細はこちら>

「牧場とサウナ」の会場となった
北杜市武川町にあるカントリースタイルの牧場「養鶏場ROOSTER
実際にテントサウナを設置し開催する企画会議の様子を YouTubeでLIVE配信



「狩猟とサウナ」を通して成し遂げたいこと

継続的なイベント実施を行い、地方の文化・特産品とサウナを掛け合わせ、そのキーワードとともに過疎地の交流人口を増加させること

サウナがコミュニケーション形成の場として有効であることを実証し、地方での地域コミュニティ形成の場を創造すること

サウナ導入をきっかけとした小規模自治体連携の構築

地方創生活動の推進





お問い合わせ

狩猟とサウナ実行委員会(株式会社アットホームサポーターズ内)
〒409-030 山梨県北都留郡丹波山村632
TEL:0428-88-0789

メールでのお問い合わせはこちら